トヨタ・ハイラックスサーフの歴史と魅力
ハイラックスサーフとはかつて国内市場で販売されていたオフロードタイプのSUVで、ピックアップトラックのコンポーネントを利用し、乗用車に改良されたのがハイラックスサーフです。
当初はトラックの荷台部分に架装ボディを追加したに過ぎない作りで、廉価なイメージがありましたが、2代目モデルとして1989年にフルモデルチェンジすると大きくフォルムを変更し、人気が高まりました。
国内販売最終モデルとなる4代目モデルN210系はそれまで生産されていた2700ccとは別に6気筒に大型化されたエンジンの3400ccとこれまでの最大排気量となる4000ccを追加し、全長も全幅もこれまでよりも大型化が図られました。
現在は同社が手掛けるランドクルーザープラドに吸収されるかたちで国内販売を終了し、海外市場でさらに大型化されて販売が続いています。
ハイラックスサーフは若者を中心に好まれ、アウトドアのシーンに適しており、パートタイムで4WD走行に切り替えられる車両ですが、サーフの名称はサーフィンから由来するものではないです。